☆Hな短編小説☆
第8章 夏だ!プールだ!
一般のスライダーに並ぶ。
順番が来て、また友達が先に滑っていった。
あたしが腰をかける。
その時。
「…オトナ用のスライダーはどうでしたか?」
乗り場のお兄さんから声をかけられた。
はっとして見ると、陸さんがいた。
そうか、交代って言ってたっけ。
「またおいで。俺は楽しかった。」
かぁぁっ!
思い出して顔があつくなる。
陸さんはクスッと笑うと、千葉にある遊園地のノリで手を振った。
「じゃ、いってらっしゃーい!」
あたしは、陸さんもこのノリで手を振るんだ…と思いながら出発した。
またオトナ用スライダーに乗ってもいいかな、とも思いながら。
ーENDー