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禁断ハーレム〜beastな関係

第2章 再開は突然やって来た





そうなの?とニコニコ笑う母にヘラリと笑う


「えっと、友達の彼氏の友達だったと言うか.....学校の先輩は先輩だから......」


自分でも何が言いたいのか解らずアタフタとすると横から明人さんの声が響いて来た

「へぇ、恋人同士だったりしたら楽しいのに」
「ま、まさか!!!!た、唯の先輩ですよ」

「えーっ、何だ!!!つまんない.....でもこんな格好いい先輩だったらモテたんだろうな」

ニコニコと笑いながら呟く母にそれ以上口を開かないでぇ!!!!と心の中で雄叫びを上げた


「景子さん、俺にヤキモチ焼かせたいの?」

「やだ、明人さん!!!!明人さんの息子さんだから思っただけよ?」


フフフと笑いながら明人さんを見上げる母


何だか仲が良いのを見せ付けられた気分で、バレない様に小さく息を吐き出した


「うん、そうだよ、俺は唯の先輩.......




菜々、久し振り........」


ニッコリ微笑んだ翔君の笑顔は昔良く見た爽やかなものだったが


その笑顔が少しだけ怖く思えたのは、きっと気の所為だろう.......



そんな私をジッと見つめてる瞳には気付かない


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