
禁断ハーレム〜beastな関係
第2章 再開は突然やって来た
翔君の兄と言うワードだけでマイナスのイメージしかない
私の一つ上の翔君は言わずもながら、整った風貌で当時もモテモテだったが、更に磨き輝き度がアップしてる様に思える
あの頃と違うのは幼さが抜け、男らしさが増えて.........身長も格段に伸びたと言う所かな...
そしてこの人.......
どうやら私と同じ年らしく、一向に喋らない無口な人......
純さんの鋭い瞳が私を写し、硬直する事数回
何がしたいのか、切れ長のつり上がったその瞳で私をジロリと見てくるものだから萎縮してしまう
もしかしたら、再婚に反対などではないだろうか....
私の様な兄妹が嫌だとか?はたまた女嫌いだとか?
なんかなし、見られるのだ
ジーッと....
それはもう、穴が開くのではないかと思う程に
格好いいけど、近寄りがたいカッコ良さだ
正当なイケメンと正反対のイケメン
下手したらダークサイドの住人に見間違えられるかも.....
それ程纏ってる空気が鋭いのだ....
