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禁断ハーレム〜beastな関係

第2章 再開は突然やって来た





疲れたぁ......と言ってベットへダイブする



あの後何とか無事に帰路に着き、ドレスのままベットへ寝転んだ


母の嬉しそうな顔が蘇る


二人とも幸せそうだったな


明人さんは良い人だったし.....


私の父は亡くなった父で、無理して自分の事をお父さんと呼ばなくて良いと言ってくれた明人さん


ただ、もう一人の父親だと思ってくれれば充分で何かあれば頼ってくれたら嬉しいと笑った顔は慈愛に満ちていた



娘が欲しかったと言っては何かと頭を撫でてくれた

子供扱いされてる感満載だったけど、嫌じゃなかった


寧ろ心地よかった


私には父が二人出来た


「菜々ちゃんが息子達と変わらない愛情を感じられる様におじさん頑張るよ」


ニコッと子供みたいに笑った明人さんは自分の事をおじさんなど言って母と三兄弟達と帰って行った

幼い頃亡くなった為、父親と言うものがどんな感じなのか解らないが、明人さんの言葉は私の胸を暖かくした


彼が三兄弟の父親など信じられない


嫌、外見はイケメンDNAを引き継いでる


要は中身だ


んー .....一番似てるのは凉さんかな


あの柔らかな笑顔に物腰の柔らかな話し方


一番掛け離れてるのは........純さん.....



その日、シャワーを浴びずそのまま寝てしまった私


次の日あんな事が待ってるなど知る由も無く、深い眠りへ付いた



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