
禁断ハーレム〜beastな関係
第3章 新たな生活
湯船に浸かりながら思う事はこれからどうしようだった
母の番犬と言うメール内容を思い浮かべる
番犬って三兄弟の事か!!!!
年頃の娘をこんな所に放り込むなんてと、段々と頭に血が上って来た
ちゃっかり置いて有ったアヒルを湯船に浮かべる
今日の朝まで私の部屋に有ったバスキャンドル
涼さんの柔らかな物言いに対し純さんの低い声色が蘇る
アヒルを指でピシピシ弾きながらブツブツと呟いた
「この、この......怖いじゃないか.....あんなに、鋭い目をして...........」
漆黒の瞳が蘇り一瞬ドキッとした
フルフルと頭を振り湯船に口を付けた
ブクブクと空気を吐き出しながら目を瞑る
ハァーッ明日、不動産に行こうかな.....
翔君と一緒の家なんて...........
私にはとてもじゃ無いけど...........無理
