宇宙人みいつけた
第4章 嫌いじゃないけど
真宙「ふ~ん、そうなんだ」
美智子「なっ…何…」
真宙「…」
美智子「!?」
グッと腕を引かれ
一気にお互いの顔が近づいた
至近距離に真宙の顔があり胸がドキドキ
した
真宙「僕ってそんなにイケメン?」
美智子「…知らない」
直視出来ずに
顔を背けごまかしたが
この状態で真宙に嘘が通用するわけもな
く…
真宙「でもクラスの女子達は僕に興味が
あるみたいだったけど」
美智子「なっ、ダメだよ!!クラスの子
に手出したら」
真宙「どうして?」
美智子「どうしてって…真宙が宇宙人だ
ってバレたら大騒ぎになるでしょう!?
だから…」
真宙「じゃあ美智子が相手してよ」
美智子「えっ?」
真宙「美智子ならいいんでしょう?僕が
宇宙人だって知ってるし」
美智子「それは…そうだけど…」
真宙「美智子は僕の事、別に嫌いじゃな
いでしょう?」
美智子「…うっ…ん」