宮澤部長と私の関係性
第1章 宮澤部長
コンコン
「失礼します。立川です」
「どうぞー」
宮澤部長の返事をきいて部長室に入る
宮澤部長はデスクで資料をみていた
「あぁ立川さん。そうだコレみてて下さい。午後から僕が出席する会議の資料です。立川さんも同席してくださいね」
ニコっと笑って資料を渡された
やっぱり王子って感じだなー
なんて思ってたら
「うーん。そうだな…ちょっと失礼」
宮澤部長は私の後ろに回って私の髪の毛をふわっと持ち上げた
「えっ?///宮澤部長?!」
何?!!
人に髪の毛を触られるのはこそばゆい…///
「うん。やっぱりこの方がいいですね」
そう言って鏡を渡された
軽くまとめられた髪の毛には綺麗な飾りのついたヘアゴムで結ばれていた
「え…//あのコレ…///」
「あぁとっても似合ってますよ。それに綺麗なうなじですね…」
そっと指で私の首筋に触れる宮澤部長…///
「…////」
「あ、あのでもこんな綺麗なヘアゴム…どうして…?///」
すると私の束ねられた髪の毛の毛先を持って
「貴女に似合うと思ったんですが…迷惑でしたか?」
そんな優しく言われたら何も言えない…///
「いえ…///」
どうして…私に?
いつ…買ったんだろう…///
今日初めて会ったのに…