宮澤部長と私の関係性
第10章 食欲よりも
なんて言っていいのか分からなくて俯く私
「お水もどうぞ」
そう言ってコップを口元へ
あっ…
勢いよく入ってくる水は口から溢れ出る
エプロンがびちゃびちゃ…
「これは大変ですね、エプロン外さないと風邪ひきます」
「え?」
遥さんはそう言うと私の後ろに手を回してエプロンをほどくと
そのまま私の手をそのエプロンで椅子の後ろで両手を結ばれた
「ちょ!な、何してるんですか///」
「んー?拘束?」
「は、離して下さい///」
「いや、気がかわったんです。先に貴女を頂きますね」
「え、笑顔でそんな事言われても…!///」
「わかりました!食べさせてあげますから」
こんな格好でパスタなんて食べれない…///
「いいです//」
「ありがとうございます」
「え?」
笑顔で遥さんはお礼を言う…
「だって、いまいいですよっていったでしょ?(笑)」
「そ、そう言う意味じゃっ…」
「那緒…」
ペロッ
口元を舐められる///
「パスタソースがついてました」
「えっ…あ、ありがとうございます…///」
その言葉とは似つかわしくないぐらい色っぽい表情
もう頭の中がショート寸前…///