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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第25章 ♡清算済み

こっ

こっ

こんな初心者いるかぁ~~!!///


既に無免許で暴走してるじゃないの!!


莉央の腕からすり抜けて、私はその場にヘナヘナとしゃがみ込んだ。



「立てよ先生。恥ずかしいから」

「……誰のせいだと……」

「なんか、さっきからスゲー注目されてる」

「……でしょうね……」



莉央に乱暴に引っ張り上げられて、その姿を改めてまじまじと見つめる。



……顔が小さい

だから、レイヤー入りの強めのパーマが良く似合う


背が高くてスタイル抜群

服装、カジュアルなのになぜか色気が半端ない


そして、会社では絶対に見せないその優しい笑顔………



「……自信無くすわ」

「何が」

「きっと周りから見たら、何なのあの女~、何様なのあの女~、何であんな女が~って……」

「スゲー被害妄想」

「妄想じゃないのよきっと」

「お前は誰よりもいい女だ。
俺が言うんだから、間違いない」

「…………」



………なんか私

ウジウジ悲観して彼氏に慰めてもらうっていう、典型的に面倒な女じゃない?

いや、実際面倒なんだけどさ。

だって、莉央が相変わらずストレートに胸キュンさせるから……



「沙月」

「はいー…?」

「キスしてやろうか」

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