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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第26章 ♡極上彼氏

………そこまで言いかけたけど

眩暈がして、そのまま廊下に立ち尽くす。

あ~~またちょっと頭痛が……




「アホ。
だから侮るなって言ってるだろ」




持っていたケーキを取り上げられて、そのまま寝室へと引っ張られた。

私がベッドに座ると、莉央は一度キッチンまで戻って、ペットボトルを持ってきてくれる。

フタまで開けてくれて、そのまま私の手に渡した。




「……自他ともに認める男前だとしても

俺にとって、お前は大事な女なんだよ」


「………!」


「楽しそうに仕事をする沙月が好きだけど

体が資本なんだし、無理だけは絶対にするな」




莉央の細い指が、私の髪を撫でる。


………体が弱ってるから、心も連動してるんだ。


温かい手と優しい言葉に、熱い想いが込み上げてくる。




「ほら、さっさと寝ろ」


「…………っ」


「俺はここにいるから。

お前が眠った後も、ずっと傍にいてやるよ」

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