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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第30章 ♥隠れて甘いkissをして/wedding ceremony

「もーーハワイ最っっ高♡♡♡
前に来た時も楽しかったけど、こんな高級エリアには来れなかったもんな~」

「アラマッ!香。
その “ 前の時 ” はいつ誰と来たの?♡」



アンジーのツッコミに、香ちゃんがハッとして口に手を当てる。



「良かったわネ~立花が今どっかで電話中で!
もし聞いてたらまた嫉妬するから……」


「……もう終わったんだけど」



その低い声で、3人同時に振り返ると


携帯を片手に持って憮然した顔で


カラフルなシャツを着こなした彰くんが、後ろに立っていた。



「せ、先輩……っ///」

「ふーん……その誰かと来た時楽しかったんだ」

「か、過去ですよ~~~」



慌てて彰くんの腕にぎゅっと手を回す香ちゃん。


2人の左手の薬指には、お揃いの指輪が光っていて


新婚だけあって、2人のラブラブぶりにはこっちが赤面してしまう。



「電話、仕事先からだったんだろう?
大丈夫だった?」



俺が聞くと、彰くんは笑った。



「まぁ、この時期に3人も休む事自体がありえないですからね。

キリがないので、とりあえず式の間だけは電源切って無視します」

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