
♡*:。.rena's world story.。:*♡
第32章 ♥隠れて甘いkissをして/propose2
「……由宇、大丈夫?」
放心して固まる私を、隼人がじっと見つめる。
その瞳を見返すだけで、体が熱くなってきちゃう……///
「マスコミも撒いたし、ここには誰も入って来れないから心配しなくていいよ。
つってもあと1時間くらいだけど」
「……え? あ、そういえば……」
「少しだけ貸切にしたんだ。
俺が居るとは言わないけど、撮影とかなんとかで理由を作ってるらしい」
そ、そんな事できるんだ……
きっとまた、アンジーが色々と後方で動いてくれたに違いない。
心の中で感謝をしていると
隼人が私の体を、片手でぐいっと抱き寄せた。
「……由宇。
俺が今すぐ何したいか……分かる?」
「……えっ……?///」
隼人の美しい顔が近付く。
「今ね、かなり必死。
このまま理性を保てるのは、もってあと5分くらい」
「………っ///」
隼人の唇が、私の唇に重なる。
全身に電流が走り、私の体温は一気に上昇した。
