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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第2章 ♥アンジーの春

アンジーの言葉を受けて

皆が一斉に私に注目した。



「……由宇?」



隼人はタバコを灰皿に潰して、私の方に体を向ける。

……勘のいい隼人も、さすがに気付かないよね。



「アタシ、初めて由宇に心から感謝するワ♪
運命の出逢いって、突如訪れるものなのよ~~
人と人との繋がりって、やっぱり大事よね!」



アンジーは完全に舞い上がっていて、シゲさんの手を取ってルンルンとステップを踏んでいる。




みんなの頭の上には大きなハテナマーク。


……この状況。

私が説明しろってことよね。





「………実は」




私は恐る恐る口を開いた。




「……その運命の相手というのが
私の小学校からの幼馴染なの」



「「「幼馴染!?」」」





隼人以外の3人がハモって聞き返す。





………アンジーも言った通り

人と人との繋がりって

本当に凄い。


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