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魔王の人間界生活

第1章 魔王、聖魔学園転校生

初登校時間が迫る中、俺はイスに深々と座りコーヒーをすすり、朝のニュースを見ていた。俺が学校に入って居なければならない時間まであと五分。その気になれば家から学校まで10秒でいける。だが初登校なのでギリギリは避けよう。俺はイスから重い腰を上げて外にでた。外に出た瞬間太陽の光が眩しく目を刺激した。眩しいのは嫌いだ。…

「歩くのめんどくさいな…時空間移動魔法使うか~…」

初登校初日から上級魔法を使って学校に来る奴は前代未聞だろう。俺は右手を前にかざし左手を上から下へと振り下ろした。そこに出来た空間を通れば学校の屋上にでる。学校の屋上から登校してくるのも前代未聞だと思う。学校到着後、職員室と言うところへ行き、1年A組の担任と言う奴の所へ挨拶をしに行った。

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