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第3章 東京

次のお客はいつも来ている社長だった
歳は50代くらい

ジャラジャラ金目の物をつけている


そのにいくともう1人新人の女の子がついていた


おどおどした接客


客は見るからに退屈そうだった



「大和田さ〜ん」


「あぁ、沙耶!遅いよ〜まったくこの子だめだね!しゃべりもなにもできやしない」



「ごめんね。この子入ったばかりだから緊張してるの。今日は大目にみてあげて?沙耶もきたんだし♪」



「沙耶に言われちゃ仕方ないな〜ほらっ!新人!No.1の接客をちゃんと見てろよ!」


「はい!すいません」



心の奥底で使えないと思っていた


その後もその新人はミスを繰り返し
あげくのはて酒をこぼしてしまい客はかんかんに怒って帰っていった


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