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君が大好き~イケナイコトしようか~

第7章 イタズラとお願い

「はい、頂いてます。なので僕に構わず、お仕事頑張ってきてください。」


「ありがとう。ゆっくりしていってね。じゃあ綾、ママ行って来るから。ちゃんと戸締まりしてね。」


「分かったぁ。ん、くっ、ママ、行ってらっしゃい‥っ。」


「行って来ます。」


ドアの側から沙耶が離れる気配がすると、しばらくして玄関のドアが閉まる音がした。


やっと諒が顔を上げる。


「あー、ハラハラしたね。」


「諒っ!!もし見られたら、どうするつもりだったの…。」


「その時はその時で対処するよ。でも、ドキドキしたでしょ?」


「ドキドキどころか、もう心臓バクバク、あんっ、諒!!」


花弁の奥の蕾に舌を押し当てた。

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