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君が大好き~イケナイコトしようか~

第3章 大好きで大切

そういうと諒は悲しい目を綾に向けた。


「‥大切に接してくれるのは嬉しい。けど、俺は綾の『男』になりたいんだ。」

「‥男の子じゃダメな‥んんっ。」


また唇を塞がれた。


諒は貪るように綾の舌にも吸い付き、何度も深いキスをした。


「んんっ、‥りょ、やぁっ。」


吐息が漏れ、綾の口の端から涎が垂らしてるのを見ながら、諒は唇を離した。


銀の糸が2人の間に掛かっている。


ボーッとしている綾を見ながら、耳元で囁き首筋に舌を這わせた。


「可愛い。自分の気持ちが分からないなら、綾の身体に聞くことにするよ。」

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