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君が大好き~イケナイコトしようか~

第3章 大好きで大切

「ちゅ、綾‥んっ、はむっ。」


「!?んんっ、あっ‥やっ。」


唇を離し、お互い見つめ合う。


「綾‥。」


綾にとって初めての大人のキス。


意識を朦朧とさせ、綾は肩で息をしていた。


綾は息を整えながら、目の前の諒の顔を見た。


「はぁはぁ、ダメだよ。諒君のパパとママが知ったら…。」

「俺の両親なら『綾ちゃんならOK』って言ってたよ。あとは綾の気持ち次第だってさ。俺はね、綾が好きだよ。綾は俺のこと好き?」


「諒君のことは…。」


「うん。俺のことは?」


「‥好きだよ、友達として。‥分かんないけど、諒君は1番大切な男の子だよ。」

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