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君が大好き~イケナイコトしようか~

第5章 風邪と電話

「俺、まだ何も言ってないけど…。綾、何かイケナイ妄想でもしちゃった?」


「ま、まだ‥何も考えてな…。」


「綾は分かりやすいな~。いいよ、帰ったらたっぷりと愛してあげるから待ってて。」


「うん‥えっ!?どういう…。」


「それじゃ、先生に呼ばれたから切るよ。」


「あっ、ちょっ、諒…。」


―プッ‥プープー


電話を切られてしまった。


(もう、切るのが早いよ。)


電話を切ると、浴室へと向かったのだった―――

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