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君が大好き~イケナイコトしようか~

第6章 サプライズ?

「『誰?』って俺、諒だけど?」


(二週間程、顔を合わせなかったから、ひょっとして俺の顔、忘れたとか?)


綾は目を擦り、何度も目をパチパチさせた。


「う、そ‥でしょ!?だって諒は小学生だよ。」


「当たり前だ。俺は小学生だよ。そして綾の彼氏でもある。」


手でピースサインをした。


「ちがっ‥。わ、私はその事じゃなくて、アナタの外見を見て言ってるのっ。‥いたっ。」


綾は諒との距離を空けながら後ろへ下がっていると、壁に頭をぶつけた。

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