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先生、駄目ですっ……

第6章 数学の補習 2


「いや。それは駄目だ。国定君とは付き合っとけ」


「えっ……?」


甘い気分に浸っていた私は先生の言葉が理解できずに固まった。

「国定君とはこれまで通り付き合っていくんだ」

「な、に言ってる……んですか、先生」

だって……

こんなことになっちゃって……

もう岳人とは付き合えないよ……

私はもう、先生しか愛せないのに……

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