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先生、駄目ですっ……

第6章 数学の補習 2

「下手くそな国定君に抱かれて、はじめて先生のよさがわかるというものだ。それにおおっぴらに先生と生徒が付き合ってるとは言えないだろ? カモフラージュのためにも国定君とは付き合ってなさい……」


先生が何を言ってるのか、頭がフリーズしちゃってて頭に入ってこない……


なんで秘密のいたずらを企むみたいに笑ってるの?

「先生はいいの? 私が他の男とエッチしてても……?」

「そりゃ先生だって辛いよ。けどね、そうするのが一番なんだ。出来るかな、愛美?」

グッと先生の顔が私の目の前に迫る。

優しそうで、冷たい笑顔……

先生のその笑顔が好き……


私は意思とは無関係に頭を縦に振って先生の唇にそっと触れていた……


数学の補習 2  終わり

 

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