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先生、駄目ですっ……

第8章 鬼の生活指導教師 2

私の誤認補導は大した騒ぎにはならなかったし、むしろ私は被害者だ。

学校側もそれで納得していた。


のにも関わらず……



「そんな時間に街をウロウロするということはええことやない!!」



阿久津のバカがそう主張しやがった時は私だけでなく、他の教師も唖然とした。

その結果、私は無理矢理風紀委員の仕事を手伝わさせられるはめになってしまったのだ。


あー……

阿久津……

一瞬でも気を許した私がバカでした……

てかキスした件もバラしてやろうかってマジで思った。

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