先生、駄目ですっ……
第8章 鬼の生活指導教師 2
「ええ加減髪黒に戻したらええのに……黒の方が可愛いんちゃう?」
「はいセクハラ。てか別におっさん先生に好かれたくて染めてるわけでもないし?」
「おっさんって……俺28歳なんやけど?」
「おっさんじゃない?」
風紀委員室で私と阿久津がやりあうのを他のメンバーが見守る。
これがいつもの光景となりつつある……
「恭華ちゃん……髪黒に戻そうよ」
「い・やっ!! たとえ琴子の頼みでもそれはいやなのっ!!」
この髪色がそもそも阿久津に目をつけられた元凶だ。
その髪色を戻すというのはなんだか阿久津に敗北したみたいで嫌だった。
「はいセクハラ。てか別におっさん先生に好かれたくて染めてるわけでもないし?」
「おっさんって……俺28歳なんやけど?」
「おっさんじゃない?」
風紀委員室で私と阿久津がやりあうのを他のメンバーが見守る。
これがいつもの光景となりつつある……
「恭華ちゃん……髪黒に戻そうよ」
「い・やっ!! たとえ琴子の頼みでもそれはいやなのっ!!」
この髪色がそもそも阿久津に目をつけられた元凶だ。
その髪色を戻すというのはなんだか阿久津に敗北したみたいで嫌だった。