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先生、駄目ですっ……

第8章 鬼の生活指導教師 2

髪は茶色より明るいまま、私の風紀委員生活は続いた。

もはや風紀委員を抜けようとかそんな反抗心もなくなってしまった。

まあ琴子といるのも楽しいし?

仕事は面倒くさいけどね。


ようやく夏休みになってそんな面倒な仕事からもしばらくは解放される……



「夏の合宿せなあかんな」

「は?」

夏休み直前、阿久津は風紀委員室でとんでもないことを口走った。

「合宿ってなによ!?」

面倒くさいの絶対反対っ!!

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