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先生、駄目ですっ……

第2章 図書委員の継承

「おおっ! 僕も若かったなぁ!! ほら、これが先生だよ」

先生は気にした様子もなく私に見せてくる。

「ほ、本当ですね!! たまたま先生の卒業年度のだったんだ!!」

慌てて偶然の振り。

「高校時代は門真さんと一緒で先生も図書委員だったんだよ」

「そうなんですね!! 先生も……」

伝統を受け継いだ気になってなんだか嬉しい……

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