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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「こらこら。暴力はあかんで」

事情を知らない阿久津に叱られる。

「もううっとうしいなぁ」

「ほら、加賀美。この岩の下にビニール落ちてるで」

阿久津は笑いながら岩を持ち上げる。

「はいはい……」

仕方ないから屈んでゴミを拾う。

っと視線を感じて阿久津を見る。

「あっ…………」

阿久津の視線はがっぽり開いた私のタンクトップの胸元に注がれていた。

「ッッ!?」

慌てて胸元を抑えると阿久津も慌てて目をそらした。

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