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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「皆さん、今日はお疲れ様でした」

海がすっかり夕日で赤く染まる頃、ようやく奉仕活動は終わった。

暑さと疲労でもうヘロヘロだ。

さっさとお開きにして温泉に浸かりたい……


ボランティアを通してうちの風紀委員の奴らも他校の生徒と仲良くなったみたいで、和気藹々といった感じで旅館へと帰っていく。

琴子もいつの間にか他校の生徒と仲良くなっていた。

けど私に話し掛けてくる生徒はいなかった。

そりゃそうだよね。
風紀委員の集まりなのに茶髪は浮くよな、そりゃ。

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