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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「恭華ちゃんが羨ましい。私なんて高1の時ようやく出来た彼氏と結局キスしか出来なかったし……」

「か、彼氏いたんだ!?」

私より上じゃんっ!?

「そりゃ高校生だもん。私にだって彼氏くらいはいたよぉ!」

恥ずかしそうに笑う琴子。

私より絶対にうぶだと思ってた琴子には既に彼氏がいた……

今更本当のことなんて口が裂けても言えない……

「おっぱいの作戦はさておき……頼りにしてるね、恭華ちゃん」

「お、おうっ! 任せとけって! ははは……」

何このありがちな間抜けキャラのパターン……

逃げ出したい……

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