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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

私はというと、それから一切清掃作業をしなかった。

どうせすぐにゴミだらけになるんだ。
したって無意味。

意味がないことはしない。

てか元々奉仕作業なんてミクロン単位で興味がなかったからね。
いや、ナノ単位もない。

別に私が清掃作業をしなくても誰からも注意をされなかった。

よその学校の奴らは遠目から私を見てるだけだった。

きっと校則違反の罰で奉仕作業を手伝わされてる奴と思ってるんだろう。

いや、まあ、当たってるんだけどね、それ。

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