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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

「……ふざけんなよ」

私は呟いて体育館を立ち去った。

「おい加賀美!!」と背後で体育教師が騒いでいたけど振り返らない。

私を信じようともせず、事実を突き止めようとしなかった教師なんかに話すことは何もない。

荷物も取りに行かず、私はそのまま家に帰った。

私の居場所はもうここにはない気がした……

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