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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

次の日からもちゃんと学校には行った。
別に阿久津なんて関係ない。
はじめから学校に行かないつもりなんてなかったから。

風紀委員なんかにはもちろん顔を出さない。

その日以来私の教科書を隠すだとか机にゴミを入れるとかの嫌がらせも始まった。

ミサらがしているのは間違いなかった。

けれど証拠はない。

怒ったところでミサたちを喜ばせるだけだ。

無視してやった。

もちろん証拠を見つけたら殴り殺してやるけどね。

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