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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

阿久津は黙って空き缶を拾った。

「加賀美。明日もちゃんと学校に来いよ。出来れば風紀委員にも、な」

小さく笑って阿久津は帰っていった。

「ふざけんな。一人でいい奴ぶって気持ちよくなってんなよ……」

その背中に小さく毒づいた。

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