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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

あまりに鮮やかな動きにミサの彼氏は唖然としていた。

いや、ミサの彼氏だけじゃない。
私も琴子もミサも、みんな唖然としていた。

阿久津の表情は私が今まで見たどの阿久津の顔と違っていた。

その形相は正に鬼だ。

鬼の生活指導教師と阿久津が呼ばれる理由が今わかった。

「もうお前しかおらんで?」

鬼の形相でミサの彼氏を睨む。

「て、てめぇ!!」

一瞬で敵わないと判断したミサの彼氏はとんでもない手段に撃って出る。

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