悪魔と天使
第1章 編入
フワッーーーーー
頭を撫でられる感触があった。
気持ちいい。
「よく見ると綺麗な顔ですね。」
「.........はっ!?....。」
いきなりの声に驚いて変な声を出してしまった。
ついでに凄い勢いで飛び起きた。
そこには副会長がクスクス笑いながら俺を見ていた。
恥ずかしい/////
「かわいい寝顔でしたよ?」
「なっ!!!////バカか!?」
「いえ、バカではないと思いますが。それより伊達眼鏡だったんですね。」
「へ?」
副会長の手には俺の(伊達)眼鏡があった。
また間抜けな声を出してしまった。
それより変装ばれたんじゃ.....
「顔は綺麗なんですから、髪型を変えてみてはどうでしょう。」
「....別に...いい。」
「そうですか。残念です。」
とても残念そうな顔には見えないけどな。
まぁ、とりあえず変装がばれなくてよかった。
この髪は地毛だと思ってるんだろうな。
焦った。
副会長はでは、また。と言うと校舎の中へと戻って行った。
俺は寮に戻ることにした。