悪魔と天使
第1章 編入
ピーンポーンーーーーーー
誰だ!?
面倒だから居留守でいっか。
「出ねぇーの?」
「なんで?」
「いや、楓に用があるから来たんだろ。出てやれば?」
「はぁ、仕方ない。」
「ため息は幸せが逃げるぜ。」
「はいはい。」
「今絶対バカにした。」
俺は無視して仕方なく出ることにした。
そこには悠がいた。
何故ここにこれたのだか。
「今暇?」
「暇じゃねぇーよ。」
「嘘つけ。あがるぞ。」
「人がいる。」
「誰?」
「まぁ、いいけど。」
「じゃ、遠慮なく~♪」
そう言うと悠はお邪魔しまーす!と言って入ったので、俺はお邪魔されまーすと言ったら何でだよ!と軽くツッコミを入れられた。
悠がリビングのドアを勢いよく開けて入ったあと俺も入ろうとしたらいきなり出てきて腕を捕まれ玄関に逆戻り。
「おい、なんで如月先輩が楓の部屋にいるんだよ!」
「知り合いだから。」
「え?どうゆう知り合い?」
「族関係の。」
「え!!!!」
「あ、やっぱり今のなし。早く忘れろ。」
「いや、無理だからね?」
「チッ......殴って記憶消すか。」
「いや、何サラッと怖いこと言ってんの楓くん。」
「………」
なかなか戻らない俺を心配したのか、春が玄関まで来てしまった。
春「楓何やってんだ?....って誰?」
楓「...えっと、友達?の悠。」
悠「楓、何故に疑問形?」
楓「さぁ?」
春「とりあえずリビング行こう。」
と言うわけでリビング。