悪魔と天使
第2章 親睦会
「それより親睦会はいつだ?」
「え?今更?」
「い・つ・だ?」
「はい、えっと、明後日。」
「明後日か......は?」
いくら何でも対策がとれない。
諦めるか?
賞品は欲しいけど女装してまで欲しくない。
よく考えるとオタクが優勝っておかしくないか?
まぁ、本当はオタクじゃないが。
保健室に行くか。
だが、悠を連れて行くのはなんかいけない気がする。
あ、そうだ。
「悠、次の授業は出ろよ。」
「何で?」
「単位がなくなるぞ。」
「そうゆう楓も....」
「俺は首席だぞ、忘れたのか?」
「チッ.....ずるい。」
悠は小屋から出ていった。
俺も保健室に向かうことにした。
1時間でたどり着いた。
※普通は10分程度で着きます
ガラガラーーーーーー
「失礼します。」
「あら、いらっしゃい。」
「少し相談が....」
「分かったわ、そこに座って。」
「はい。」
「紅茶でいいかしら?」
「はい。」
紅茶を一口飲み、話を始めた。