悪魔と天使
第2章 親睦会
「なるほどね。」
一城先生は納得したようにうなずくと少しニヤニヤしだした。
「フフッ、でも女装もありね。そして会長に攻められる!あああ!!!!いい!!!凄くいいわ!!!!!」
「?意味がよく....」
「わからなくていいのよ!夢に見ていた王道ね。最高じゃない。」
「は?」
「諦めて出る事をすすめるわ。」
「やっぱり出ないとダメか。」
「そして、ヤってしまいなさい!」
「何を?」
「あ、コッチの話よ♪気にしないでちょうだい♪」
「はぁ....。」
何を妄想しているのか。
ニヤニヤしているのが怖く思える。
腐女子とは怖いものなのか。
無駄に刺激してはいけないな。
やるって殺るの方か?
わからん。
「それよりなんで女装になったの?」
「会長。」
「もしかして何かされたの?」
「ん?あぁ、キスはされた。」
「ぶはっ!!!」
「は?ちょっと、大丈夫か?」
「気にしないでただの鼻血よ。」
「あ、あぁ。」
気にするなと言われても無理があるぞ。
腐女子とはみんなこうなのか?
いきなり鼻血を出す体質とか。
よくわからないな。
「今度授業でも出てみたら?」
「今度な。」
「勉強してるの?」
「まぁ、大学までのところは。」
「スゴッ!」
「そうか?」
「そうよ。」
一城先生なら情報屋のこと何か知ってるかもしれない。
聞いてみるか。
俺は謎の情報屋のことを話した。