
悪魔と天使
第2章 親睦会
*__side*
「.....もしもし?捷ちゃん?」
『何ですか?』
「僕ね、金蝶に会っちゃった♪」
『そうですか。』
「あ、それとね、金蝶の情報も手に入ったよ。」
『どんな?』
「金蝶、なんか探している人がいるんだって!それをしらべるの。」
『.....そうですか。』
「ねぇねぇ、金蝶って方向音痴なわけ?」
『確かそうだったと思いますけど。』
やっぱりね。
だってさっきバイバイする時校舎の方向に帰ってなかったもん。
まぁ僕優しいから教えてあげたけどね。
もう夜だし。
金蝶君の過去は僕が全て暴いてあげるよ。
楽しみにしててね。
『隼人知りません?』
「ん?...知らないよ♪」
『__にお願いがあります。』
「探して欲しい。.....でしょ?」
『はい。』
「OK♪いいよ。捷ちゃんの頼みだしね。」
『ありがとうございます。では。』
「バイバイ♪」
もう、あのバカ!
僕の仕事増やさないでよね!
何でいないの?
会長のせいで仕事増えたじゃん。
それなりの報酬はもらわないと僕の気がすまない。
パソコンを開き防犯カメラをチェックした。
「.....いたぁ♪」
ダメでしょ?
捷ちゃん困らしたら!
僕は急いで捷ちゃんにメールをして金蝶の事を調べた。
