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悪魔と天使

第2章 親睦会


目を開けると夕日が辺りを赤く照らしていた。
もう夕方なんだと思った。
夢を見たけど思い出せない。



誰かと遊んでいた。
その人の顔、名前が思い出せない。
いつものことか。



「ねぇ君、こんなところで何してるの?」



後ろから声がした。
振り返ると可愛らしい男がいた。
気配を消していた。
ただの可愛らしい男ではない。
ここの生徒。



「誰。」
「僕?そうだね.....今は情報屋とでも言っておこうかな。」
「そうか、俺は...」
「金蝶でしょ?知ってるよ。」



情報屋はニッコリと可愛らしく笑った。
コイツに何か聞くか。



「情報を売ってくれ。」
「フフッ、何?」
「ある人を探している。行方が知りたい。」
「行方の情報ならAだよ。」
「俺の情報は?」
「S。」
「俺の情報をやるから探してくれ。」
「いいよ。」



交渉成立。
やっと見つかる。
これで謎が.........。


                        

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