
悪魔と天使
第2章 親睦会
「ん......え?」
朝?
何してた俺。
今何時だよ。
俺は時間を確かめるために携帯を見た。
そこには50件程の着信とメールがあった。
悠からだ。
ヤベ、連絡入れるの忘れてた。
今昼だし。
最悪の目覚めだ。
<今日休む。 by楓>
<今どこ? by悠>
<自分の部屋 by楓>
<昨日何もなかった? by悠>
<あぁ。じゃあな by楓>
俺はどうすれば。
ピーンポーンーーーーーーー
重い腰を上げてドアを開けた。
「久しぶり、金蝶さん♪」
「お前は....情報屋。」
「見つかったよ。」
「居場所だけでいい。」
「この学園の生徒だよ。」
「何故わかった。」
「それは言えないなぁ♪部屋に入れてよ。話はそれからだよ。」
「.....入れ。」
俺達はリビングではなく、空き部屋に行った。
そこは机と椅子とベッドがある。
まぁお客様用の部屋だ。
あまり人は入れないがな。
俺達は椅子に座ると本題に入った。
