悪魔と天使
第3章 GW
「白くて綺麗な肌だな。」
わざとなのか乳首を弧を描くように触ってきた。
ピクッと身体が反応してしまう。
その反応が東條を楽しませる。
ズキッーーーーーーーー
俺の頭の中にあるものが流れ込んだ。
それは昔強姦されそうになった時の話だ。
それと同時に東條の動きが止まった。
「...金蝶。悪かった......だからもう泣くな。」
「ぇ?....な、く?」
俺は知らぬ間に泣いていたのだ。
昔と重なって。
小さかった俺にとってアレはトラウマにもなる。
でも、なんで悠時は.....。
東條は俺に服を着せてベッドに寝かせた。
寝かせた?
はぁ!?
ちょっと待て。
何寝かされてんだよ俺は。
だが睡魔には勝てないらしい。
そのまま眠りについた。