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浩の家でケーキを食べながら昔の話をした。



「楓変わらないな。」
「浩は変わりすぎだ。」
「はははっ！...そうか？」
「あぁ、浩って何処の学校に行ったっけ？」
「え？覚えてないのか！？」



ひどいなどと言いながら嘘泣きをする浩。
どうでもいいから早く言えよ。



やっと喋ってくれた。
どいゆう偶然か俺と同じ学校。
ホント偶然。



「楓は？」
「同じだ。」
「マジ！？...でも楓居ないぜ。」
「変装してるからな。」
「なるほど...どんな？」
「オタクみたいって言われてる。」
「アホか！？虐められるぞ。」
「知ってる。」
「じゃあ...」
「生徒会の会長が金蝶(俺)を探してるからだ。」



納得はしてくれたみたいだ。
コイツこんなに面倒な奴だったか？
悠みたいだ。



「楓はあの学園に染まってない？」
「は？....染まってないけど。」
「.....そうか。」
「？」



今の俺には理解不可能だった。
俺はあの学園が同性愛が多い事を忘れていたからだ。