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純情ゲーム

第1章 Stage1 イージーモード

ずっとってどういうこと?
私はここに悲しいことに、ほぼ1人でしか来たことがない。

「実は僕も、結構ここ来てたんだよ?」

相川さんは気付いてなかったみたいだけど、と笑いながら長谷川君はアイスを食べる。

「1人でね」

次の一言に私はええ!?と聞き返したくなった。
だって、長谷川君は友達が男女分け隔てなく、たくさんいるはず。

なにも、こういうところに1人で来ることないのに。

「なんで1人で?」

私は好奇心に負けて、図々しいけど聞いてしまった。

長谷川君は真顔で
「だって相川さんのこと眺めたかったから」
と言ってのけた。
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