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妄想いろいろ

第1章 妄想1 執事

わけがわからなくて、宮川を見上げる。

切れ長の美しい黒目はどこか艶っぽく、熱を孕み、ゆりを見つめていた。

『っ…』

宮川にみつめられるだけで、下腹部が疼くのがわかる。

ただでさえ甘いキスで、ソコはとろけているというのに…

「ん、っ…はぁっ…」

色っぽく息を吐き、唇を離し見つめてくる宮川。

『はぁっ…はぁっ、どうして…』

「あなたがいけないのです。」

『え…』

私がいけない?起こされているのに起きなかった罰のつもりだったのだろうか…

「あなたが、無防備なあなたが、私を欲情させたのです。」

欲情…っ⁉︎

えええ⁇どうゆう…

「あのまま起きなければ、私はそれを口述にして、あなたを抱こうとしたのですよ…」


『な…』


まるで私がいけないみたいじゃない。

まぁ、起きなかったことに関しては私が悪いけれど。
でも宮川からしたら起きなかった方が都合が良くて…⁇

あれ…?

『まぁ、いいです。なんにせよ抱かせていただきますね?…ゆりお嬢様も、さっきのキスでその気になったみたいですし』

そういいながら、宮川の手がネグリジェをまくり、足の間へと入ってくる。

『ぁ…っ』

指先を這わすように、ソコへと向かう宮川の手つきに、声がでてしまう。

いやらしく、ゆっくり、焦らすように。

指先でツーと内腿をなぞられると、くすぐったいような気持ちよさが襲う。

じわじわと、もっと気持ち良くなりたいという欲望が膨らんでいく。

宮川は、空いている右手もネグリジェの中へと入れ、程よい大きさの胸をやんわりと揉む。

やわやわとした手つきもまた、ゆりを焦らすのに十分だ。

『あ…ゃあ…っ』

じわじわと快感が蓄積していくが、なかなか強い気持ちよさを与えてくれない宮川に、はやく、はやく…とねだってしまいそうになる。

『お嬢様、どうしました?下着がこんなに濡れていますよ?』

自分でもわかるくらいに、ソコは濡れていた。

宮川の美しい指先がソコに触れると、クチュ…と卑猥な音がなった。

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