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真実のノート

第3章 姉side

「美奈もやってみなよ!啓太くんのこととか書いたりさ〜きっと楽しいよ〜。」

加奈子のことをバカにはしたが、確かに加奈子が言うことにも一理あるなと思った。

(日記…やってみようかな…。)

この日から、日記をつけることにした。

”加奈子に勧められて、今日から日記を書くことにしました。いつまで続くかは分かりませんが、書いて行こうと思います!”

「まぁ、最初だし…こんなもんでいっか!」

そのうち続かなくなると思っていたが、案外続くもので…
もうすぐ日記を書き始めてから1ヶ月が経とうとしていた。

(そういえば…もうすぐ啓太くんの誕生日だ…。)

1週間後に、啓太くんの誕生日が控えていた。
一体彼は何が欲しいのだろうか…?

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