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真実のノート

第4章 ノートの続き

会場に着くと、着飾った人々がたくさんいた。
中には私と姉と同じくらいの年の人達も少しだがいた。

父は会社の人達と話に行ってしまったため、わたしと姉は取り残された。

「お姉ちゃん…帰りたい…。」

「美香、あともう少しだから頑張ろ!」

そんな時だった。

「美奈、美香。」

父に呼ばれ振り向く。

「わたしの娘達です。」

「娘さんですかー!お2人とも美人さんですねー。」

わけがわからないまま、とりあえずお辞儀をしておいた。

「拓人!」

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