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真実のノート

第5章 拓人

ある日、コンビニで飲み物を買っていた時偶然出会った。
あの…愛しの彼女に。
初めて神様は存在するんだと思った。とても嬉しかった。

でも…それと同時に…絶望感が俺を襲った。

彼女は、俺の知らないもう1人の男と楽しそうにコンビニに入ってきたのだ。

誰…?
ねぇ、その人は誰なんですか…?

俺は、レジに行くのも忘れ彼女達をずっと見ていた。

途中で彼女は俺の視線に気づいた。
「拓人さん。先日はどうも。」

彼女は、礼儀正しく挨拶をしてくれた。
本来なら、彼女から声をかけてきてくれたのだ。飛び跳ねたいくらい嬉しいことだ。
でも、今の俺は彼女の隣にいる男の存在が気になり、どうしようもなかった。

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