愛しぬいて。
第1章 始まりの日。
「でわ。お金はすべて返金させて頂きます
...だから、さっさと出てけよエロじじぃ。
てめぇが、来る店じゃねぇんだよ。」
「は?あ、あんた自分の
言ってることわかってんのか!?」
ごちゃごちゃうるせぇやつだな。
「わかって言ってんだけど。
てめぇほど低脳じゃねぇ。いいからでてけ
周りの客不快にさせんじゃねぇ。迷惑だ。
おい!こいつ、店の外につまみ出せ。
あと、金返してやれ。今後出入り禁止な。
でわ。他のお客様は気になさらず
楽しんでください。もし、お触りした場合
出入り禁止となります。ご了承ください」
はぁ、今日はいっぱい喋ったなぁ。
「お、おい!離せ!!やめろ!覚えとけよ!」
うるせぇ、じじぃだな。
「あ、あの。」
じじぃを見てたら。
あいつが声をかけてきた
「あ?」
「えっと。助けてくれてありがとうございました!...な、なんか俺にできることありますか?お礼したいんで!」
お礼ね。
「いゃ、なんもいらねぇよ。」
あえて、なんも言わないでおいた。
ほんとゎ、付き合えっていおうとした自分がいた。
「え。でも、なんかお礼しな「いいつってんだろ?」」
お礼お礼うるせぇな。口塞ぐぞ。
「わかりました。ほんと、ありがとうございました!」
そう言って、頭を下げて次の客のとこに戻るあいつ。
はぁ、俺まじであいつに恋してんな。