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「莉菜ちゃんと付き合いたいって思うのは
俺の我が儘なんだろうか…。」




そして、幸太は私の目を真っ直ぐ捉えた。





「莉菜ちゃん…大好き。

莉菜ちゃんの全部が、本当に大好きだよ。」












私は胸が痛かった…。


こんな告白されたこと無いもの。




いつもならば心の中で幸太に“ごめんなさい”って思うのだけど






今日は－－－


幸太の望み通りに...





「幸太、今まで好きで居てくれて本当にありがとう。


沢山沢山好き、をありがとう。


同期としては、すごく嬉しい。




でも…






私この先…




きっと課長以外の男の人を好きにならない。




それくらい、慎也のことが大好き。




だからこれから先も、
幸太と付き合うことは…無い。



幸太にも私と慎也のようにお互い想い合える人を
いつか見つけてほしい。」